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under the shadow―杉戸洋作品集

, 杉戸 洋

によって 杉戸 洋
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内容(「MARC」データベースより)抽象と具象の間の繊細なやりとりをとおして、独自の絵画スタイルを作りあげてきた杉戸洋の作品集。96年から現在までの彼の絵画の軌跡を、その世界の流動性をつかみ取るフォルムの探求に添って顧みる。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)杉戸/洋 1970年名古屋に生まれる。1992年愛知県立芸術大学美術学部日本画科卒業。現在、名古屋在住。1996年ビーマス・オルタナティブ・ワークサイト、1997年VOCA展奨励賞、2000年名古屋市芸術創造賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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漫画やアニメとアートの境界領域でポップな創造活動を行った作家達が90年代後半から「スーパー・フラット」の言葉の下で大変もてはやされてきたが、それはキャラクター性が絵画領域に大きく導入されたムーブメントでもあった。最近、そのような作家の代表格である奈良美智氏がブログで以下のような総括を行っている。「これからは、そんな絵が、高いクオリティを携えたそんな絵の理解が深まっていって、どうも自分のようにキャラクター的なものが画面を占領している流れってのは、下火になっていく気がする。(中略)とにかく、杉戸やむっちゃんのようなPainter’s Painterの存在は、今の美術界の良心だと思う。バックを塗りつぶすこともなく、画面全体を平等に見ることが出来る眼と心を持っているよ。」(ブログ「奈良美智の日々」2010.4.12より)これは主に村瀬恭子氏の個展に際して綴られた言葉だが、彼女や杉戸洋氏の絵画の特徴を非常に鋭く捉えた言葉だと思う。確かに最近の二人の作品は既にキャラ性からの脱却が完了し、画面全体を塗り込めるような作品となっている。本作品集は杉戸氏のデビュー期から少し前までの作品が系統的に掲載されているが、Characterismの先の絵画表現が発芽する過程の観察日記のようでもある。繊細な表現の下に隠されたSF嗜好の存在を作家から引き出した評論家・松井みどり氏の解説も、モダニズム以降の美術理論史に無理やり寄せすぎた嫌いはあるが、年代による作風の変化の整理の点では参考になるだろう。

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