漢方流坊っちゃん epubダウンロード無料
漢方流坊っちゃん
本, 佐賀 純一
によって 佐賀 純一
4.9 5つ星のうち 1 人の読者
ファイルサイズ : 29.48 MB
出版社からのコメント 著者は茨城県土浦市で開業する医師で作家の佐賀純一氏です。佐賀氏は「漱石が終生悩まされていた癇癪や胃痛が、漢方薬によって完治していたら、全く異質の作品を書いたのではないか」という発想のもとに本作品を創作いたしました。この作品は、漢方という日本の伝統医学と文豪・夏目漱石の文学作品とを結びつけて、オーケストラの音楽を「編曲」するかのごとく創作されています。全編が、医療用漢方製剤1番から138番の方剤番号の順に目次立てられ、本文には延べ983の組成生薬名が言葉遊びをしながら織り込まれています。新しいジャンルの小説と言えるかもしれません。地元の歴史文化をこよなく愛して大切にする松山の美しい風土の中で、人情味あふれる坊っちゃんやマドンナなどの登場人物が生き生きと描かれ、息づかいが聞こえてくる物語です。漱石の『坊っちゃん』が描かれた時代の歴史的背景や松山の芸術文化に深く関わっていることから、もう一度『坊っちゃん』を読み直したくなる作品でもあります。今年は漱石の『坊っちゃん』出版後百年にあたり、松山市はさまざまに賑わいを見せています。松山市内には伊予鉄道の路面電車が走っています。ご存知の方が多いと思いますが、一日に数回「坊っちゃん列車」が走ります。その路面電車の線路の石畳と、道後温泉駅に停車中の「坊っちゃん列車」を著者が撮影したものを表紙カバーに使用させていただいております。これにつきましては、伊予鉄道株式会社の皆様に本当に親切に対応していただき、松山のよさを改めて知るところとなりました。弊社では、芸術文化を大切に守り育てながら豊かな文化圏を形成し、そこに住む人々の日常の中にそれらが自然に溶け込んでいる松山のあり方を高く評価する著者に大いに共感するとともに、坊っちゃんという文学作品をモチーフにして、日本の歴史、芸術文化が深く人々の生活の中に溶け込んでいて、さらにそれが漢方とも結びついている本作品のありように深い感銘を受けて発刊いたしました。そして何より「面白い!」というのが、この小説を読んだ素直な感想です。ここに描かれている松山の風景を通じて、日本中の地方都市が誇り高く息づくことも望んでいます。 内容(「BOOK」データベースより) ユーモア、愛、美しい松山、夢と人情に満ちた物語が、百三十余の漢方方剤と、延べ九百八十三の生薬名を織りこみながら天衣無縫に広がってゆく。 商品の説明をすべて表示する
ファイル名 : 漢方流坊っちゃん.pdf
以下は、漢方流坊っちゃんに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
坊ちゃんや猫のパロディーは数々あれど、これはまず一級品の本歌取りと言えるでしょう。漱石の文体模写や、博覧強記ぶりはお見事としか言いようがない。ストーリー的には「うらなり」を早々に退場させ、坊っちゃんとマドンナのラブストーリーを軸にした展開で、本家よりもドラマチックで面白い。松山の人々の評価は本家とは打って変わって好意的で、松山の人が読んだらさぞ喜ぶだろうな。少し残念なのは、漢方薬の名称と引っかけただじゃれが邪魔くさいことです。創作動機からしたら仕方がないのだろうけれども、正直うっとうしいだけでした。それと、地の文で主語が「俺」であるべきところが「坊っちゃん」になっている箇所が・・・。校正しっかりしろよと言いたくなりました。それにしてもよく書けています。漢文の素養がない若手中堅作家にはとても無理でしょう。すごい。
0コメント